先日高松市内のとある小学校で、
学校では教えてくれない!「読解力」の付け方の講演を行った。
たくさんの保護者の方にもご参加いただき、子供たちの読解力についてのお悩み談も頂いた。
その中で、圧倒的に多かったお問合せは、
「家庭でどのように取り組めばいいですか?」
「そもそも家庭で読解力はつきますか?」
といった内容だった。
結論!
「付きます!塾に行かなくても、家庭学習で十分につきます。」
英会話スクールなのに、なんでイングリッシュビズはこんなに読解力のことばかり話すの?!
と思われるかもしれません。
「言語学習」には共通点があります。
どの国の言葉も基本のメソッドは同じ。
国語の読解力をつけるには、
各学年により取り組みは若干異なるが、全学年共通事項は、
①漢字学習
②読書
③音読
④精読
⑤多読
⑥そして会話
です。
そして、今の子供の能力に合った問題集の選択。
小さい頃から読み聞かせをし、本の世界について話をしたり
イマジネーションや会話が広がると表現する力や要約する力は自然とついていきます。
漢字の練習や語彙の意味をつかむことで
思考を深めることが出来ます。
精読で文法的な解釈を行えるようになると
スッキリ要約が出来、作文力もついていきます。
そして多読で多くの本に出合うことで
多くの知識を得、読書に対するスタミナがついていきます。
これらを子供の能力に合わせて家庭で行えば、しっかり力はついていきます。
ただ、ゲームやYoutubeの過剰な視聴は厳禁。
動画では、誤解を招くことがない様に平易でシンプルな言葉を使用します。
語彙の発達には不利です。また、大事な時間の喪失も心配な点です。
家庭では、会話面で少し難しい言葉を子供たちに投げかけ(Input)
意味を伝えてみてはいかがでしょうか?
そして、子供たちに自己表現する機会を作ってあげてはいかがでしょうか?
問題集はとても大事です。
ただ、そこに取り組む前に、家庭でしかできない学習も加え豊かな学習に繋げていては如何でしょうか?
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